「玉のような清い水が岩を回って滝のように落ちる」ということから名付けられた昌徳宮(チャドックン)裏庭の「玉流川(オンニュチョン)」を形象化した造形物である。高さ2.5m、幅1mの壁泉。吐き口から落ちる水は、北漢山(プッカンサン)の谷間の小さな滝を見ているかのようだ。<br><br> ※ 昌徳宮の玉流川
玉流川は、昌徳宮の裏庭の北の奥深い所を流れる小川である。1636年に大きな岩である逍遙巖(ソヨアム)を削って丸い溝を作り、玉のように清い水が岩の周りを回って滝のように落ちるようにした。王と臣下らがここに座り、流れる水を眺めつつ酒を酌み交わしながら詩を作った。近くの逍遙亭(ソヨジョン)・太極亭(テグクジョン)・淸懿亭(チョンウィジョン)など、裏庭の中で最も美しい景色を誇るところであるため、王に最も親しまれた場所である。[昌徳宮のホームページより抜粋]
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