1) 大気汚染の項目別モニタリングの分析結果
;清渓川及び一般的な大気汚染 のモニタリングの結果、ソウルの一般地域及び清渓川地域での一般大気汚染物質別月別濃度は全体的に減少傾向を表し、特に2002年 7月 10月と比べると、埃濃度は工事中にもかかわらず調査地域の平均汚染度が60㎍/㎥から55㎍/㎥水準に減少したと分析された。清渓高架撤去による都心進入の交通量が2.3%減少し、代わりにバス(1.4%増加)及び地下鉄(4.3%増加、一日平均43万人)といった公共交通手段利用の大幅増加で大気汚染改善に肯定的な影響を及ぼしたと推定される。
2) 清渓川及び周辺地域 VOCs測定分析結果
清渓川及び周辺地域を対象に 2004年 3月 24日~28日まで自動車燃料燃焼、商業活動過程などで排出される ベンジン、トルエンなど計40種類以上の揮発性有機化学物質(VOCs)を測定ㆍ分析した。清渓川及び周辺地域5箇所に対する揮発性有機化学物質濃度の測定結果、全般的に工事前よりもトルエンの濃度が低かったが、ベンジンとエチルベンジンは東大門運動場での交通渋滞により多少高かった。
3) 清渓川道路周辺騷音水準測定結果
清渓川復元工事が進められる3月の道路周辺の騷音度を測定した結果、昼間騒音度は 66.2dB(A)~ 71.6dB(A) 水準で、夜間騒音度は 60.4dB(A)~70.6dB(A) 水準であるのを勘案すると、清渓川道路周辺の騒音水準の場合、現在進められている清渓川復元工事の工事騒音による付加的な騒音増加の影響はあまりないと思われる。
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