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造景設計
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基本方向
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- 東・西水景緑地軸の復元及び連結(徳壽宮~清渓川~中浪川~漢江)
- 南・北緑地軸(宗廟~セウン商店街~南山) 連結の拠点確保
- 洪水から守れる施設設計
- 空間利用において利用と自然保全の適切な調和を追及
- 自生種を主とした植栽で安定した生態系遷移を誘導
- 生物の移動通路の確保
- 緑地総量及び緑地率増進に寄与
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基本構想
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- 都会的なイメージから斬新的に自然が豊富な河川として構想
- 復元の正体性(Identity)確保
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設計分野
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- 護岸部門 : 高水護岸、低水護岸
- 緑化部門 : 護岸緑化、高水敷地緑化、街路樹、河川敷の緑地造成
- 生態部門 : Biotop、湿地造成、鳥類・魚類棲息所、早瀬・沼
- 造景施設 : プロムナード、簡易施設、案内施設、デッキ施設、潅水施設
- 景観施設 : 壁画造成、ランドマーク造成
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複々断面の造成
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設計方向
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- 利用者の水辺接近性の増大(親水性強化、1,2工区)
- 高水敷地の土地利用性の増大(プロムナード(維持管理道路)及び緑地福祉の調和)
- 遮集管路地中掩蔽と景観向上(2工区)
- 護岸斜面の安定性確保(1,2工区の場合斜面傾斜が1:1と不安定)
- 第3工区の複断面維持は護岸斜面が1:2の傾斜で、安定性確保と共に河川の生態保全の側面を強調
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高水護岸及び低水護岸の造成
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高水護岸
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- コンクリート斜面壁美化
- 伝統的石積み(堤防石積み、城石積み上げ、 廣橋の石垣) イメージ再現
- 黄金比(1:1.618)を適用した立面計画で審美的な安定性を確保
- 壁面へ石を接着する事を例示
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低水護岸
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- 河川の洪水からの安全確保
- 生物の棲息空間確保による生態系の多様化
- 水辺景観の水準向上及び親水活動の増進
- 利用地域の特性に従って適正な護岸形態の適用
- 低水護岸の断面イメージ
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散策路・両岸道路・接近路
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散策路
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- 設計方向 |
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利用者の接近、通行、維持管理がた易いように設計
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親環境的な自然の素材を使用し、質感と彩りを考慮
+ 散歩及び維持管理機能(幅 3m、6トン)を並行
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左右両岸のうちのひとつは自然環境保全の為に散策路 最小化
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- 設計概要 |
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延長 :121.04km(管理兼用の主プロムナード 6.62km/歩行専用 5.45km)
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幅 : 主な散策路3m基準、歩行専用0.9~2.5m
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両岸道路
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- 設計方向 |
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商店街の利用と河川敷プロムナードの接近がしやすいよう設計 <br>
+ 運転者の安全確保、河川施設の維持管理、洪水時の緊急避難及び救済活動考慮
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- 設計概要 |
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歩道 : 商店街と建物の前方3m、操業駐車場2.0m、清渓川河川敷1.5m
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車道 : 都市地域の集散道路の現状、3m X 2車線、50km/hr で計画
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- 両岸道路の設計イメージ図 |
接近路
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- 設計方向 |
+ 親水接近性及び親水活動増大 +
洪水から安全な設計 + 河川景観向上に寄与
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- 施設現状 |
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進入階段 : 23箇所 / 進入傾斜道路 : 8箇所 |
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生態工事(BioTop)の造成
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設計方向
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- 自然の豊富な親環境的な生態公園の導入
- 消極的利用空間に造成
- 自然学習及び自然体験のできる空間に造成
- 安定した生態系遷移がなされるよう誘導
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概要
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- 設計概要 |
+ 柳の湿地帯 : 10箇所 3,520㎡(3工区) +
生態河川敷 : 4箇所 17,074㎡(2工区 2箇所、3工区 2箇所)
+ 鳥類棲息所: 1箇所 12,589㎡(4工区) +
魚類棲息所: 3箇所 7,316㎡(4工区) +
早瀬と沼: 29箇所(1工区 11, 2工区 8, 3工区 8, 4工区 2)
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- 種類及び機能 |
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柳の湿地帯 : 止まり木、巨石の設置及びネコヤナギ、ウキヤガラなどの植林、魚類・両生類・ 鳥類の生殖空間を確保
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生態河川敷 : ノイバラ、ウキヤガラ、クンコレンイ、コウライシダレヤナギを植林し、 鳥の餌場の供給及び憩い場を提供
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鳥類棲息所 : 湿地、飼育場、水たまりなど造成、棲息所提供
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魚類棲息所 : 中浪川下流部の低水路に魚道を設置、魚類の避難及び産卵場造成
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河川の緑化及び街路樹造成
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河川の緑化
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- 東西緑地軸の連結、緑地総量の増大、河川景観の緑化
- 自生種の導入で安定した生態系遷移の誘導
- 生物棲息空間の造成で生物の多様性増進
- 植樹イメージ図
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